ISM景況感指数ってなに?なぜ注目されるのか

12月に入り、株価に暗雲が立ち込めてきました。

2日にはアメリカで株価が下がり、

今日の東京市場も下落しました。

きっかけはISM製造業景況感指数の悪化です。

NYダウ、一時150ドル超安 ISM製造業指数の悪化で

2日の米株式相場は続落で始まった。午前10時5分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比153ドル85セント安の2万7897ドル56セントで推移している。米サプライマネジメント協会(ISM)が2日朝に発表した11月の製造業景況感指数は48.1と前月より悪化し、ダウ・ジョーンズがまとめた市場予想(49.4)も下回った。好不況の境目となる50を引き続き下回り、米景気の減速懸念から売り圧力が強まった。

日本経済新聞より

そこで今回は、

そもそもISMとは何なのか、

そして、なぜ注目されるのかについて

簡単に解説したいと思います。

・そもそもISMとは?

ISMってなに?

そもそも、ISMとはなんなのでしょうか。

ISMは全米供給管理協会(Institute for Supply Management)の略語です。

そのISMが公表している経済指標です。

このうち今回注目されたのは

「ISM製造業景況感指数」

これは

アメリカの300を超える製造業企業に対して

「新規受注の見通し」や

「雇用の状況」といった項目に関する

アンケートを行い、

回答結果から指数を算出しています。

この数値が

50を上回ると景気拡大、

50を下回ると景気後退

と判断されます。

いわゆる「景況感」を示す指標ですね。

世界的に注目される

景況感の指標はほかにも

日本では日銀短観、

中国では財新、

ドイツにはZEWなどがあります。

このなかでもISMは最重要というわけです。

・ISMはなぜ注目されるのか

景況感は先行きを占う指標

なぜ注目されるのか、

その理由の一つは

景況感が先行きを見通すための指標だからです。

経済指標の中には

先行指標や遅行指標など

数字において特性がありますが、

上で書いた通り

ISMはアンケート結果です。

つまり今後の経済を

企業の人がどう見ているかというのを

まとめた結果です。

なので、先行きを見通すための先行指標として使われます。

株価はいかに景気の先行きを読むかが勝負ですので、

ISMが注目されるわけです。

雇用統計の前哨戦

また、ISMは発表される時期も

注目される理由の一つです。

ISMは必ず雇用統計の前に発表になります。

アメリカの雇用統計は

言わずと知れた最重要指標です。

ISMの結果は

雇用統計とリンクしている場合も多いため、

それを先読みしてトレードが行われます。

なので注目されているわけです。

・本番の雇用統計を確認したい

はい。

見てきた通り、ISMは重要な先行指標で

今回はそれが予想よりも悪かったため、

「アメリカ経済やばいんじゃないの?」

と考える人が増えて

株価の下落につながったわけです。

ただ、先行指標は実体とはずれているケースもあり

注意が必要です。

今週は「本番」ともいえる

雇用統計の発表があります。

ISMが悪かったため、

雇用統計も悪いのではとの予想もありますが、

まずは雇用統計の数値を確認し

本当にアメリカ経済がやばいのか

確認してみたいと思います。

今回の記事が

皆さんの投資ライフの

一助になれば幸いです。

それでは!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。