iPhoneが不調だとなぜ日本株が下がるのか?

iPhoneの販売が不調のようです。

先日アップルが中国の販売が不調だとして、業績見通しを下方修正しました。

これをきっかけにダウ平均株価は暴落し、「アップルショック」とも呼ばれました。

これにつづいて今日も心配なニュースが入ってきました。

米アップルが2018年秋に発売した新型3機種のスマートフォン(スマホ)「iPhone」を減産することが分かった。19年1~3月期の生産量を当初計画から10%程度減らす見通しで、部品などを担う各国・地域のメーカーに通達した。中国を中心に販売が低迷しているためだ。

複数の関係者によるとアップルは18年末、部品や組み立てを手掛けるサプライヤーに10%程度の減産を通知した。18年秋に発売した高精細の有機ELパネルを搭載した高級機種の「XS」「XS Max(マックス)」と、液晶パネルを搭載して価格がやや安い「XR」の新型3機種すべてが対象という。

(日経新聞より)

なぜアップルが不調だと日本株が下がるのか

さて、こうしたアップルのiPhoneに関する報道が出ると、必ず反応するのが日本株です。

iPhoneが不調でアップルの株が下がるのは分かりますが、どうして日本株まで影響を受けてしまうのでしょうか。

その理由の一つが連想売りです。

①iPhoneが不調だと今後アップルがiPhoneの生産を減らす。

②生産が減ると部品を供給している日本企業の業績が悪くなる。

③業績悪化が明らかになる前に日本株を売っておこう。

となるわけです。

iPhoneには様々な日本製の部品が使われていますし、

iPhoneの販売状況は他のスマートフォン生産のバロメーターになっているとも言われています。

そうなると日本株はどうしても影響が出てしまうわけです。

日本のアップル関連銘柄に注意!

では、具体的にはどの企業がアップル関連銘柄といわれているのでしょうか。

セクター別に考えてみます。

一つは液晶関連。

「ジャパンディスプレイ」などは代表的なアップル関連銘柄です。

アップルと直接取引があることで有名です。

また、センサーなどでは

「ソニー」「村田製作所」なども有名です。

そしてもう一つ忘れてはいけないのがFA関連銘柄です。

FAとはファクトリーオートメーション、つまり工場の自動化に必要なロボットです。

スマートフォンは工場で自動で作られていまして、

それらの需要に合わせてロボット需要がこのところ増えていました。

企業で言えば「ファナック」「安川電機」「三菱電機」などです。

こうした銘柄もアップルのニュースで株価が大きく変動する銘柄ですので、

注意しておく必要があるでしょう。

連想売買が株の面白いところ

こうした連想買い、連想売り。

これが株式投資の面白いところの一つではないかと私は思っています。

時にある企業の業績が、思わぬ企業の株価に影響することがあります。

その仕組みを理解すると、ビジネスがとても理解できて、大変勉強になる事が多いです。

また、まだ誰もが気づいていない連想を自分で考えて

実際に投資してみるというのも面白いでしょう。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないですが

そういった連想を頭のなかで考えながら、投資に向き合うことが大切です。

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