ソフトバンク株・・・何でこんなに下がってしまったのか・・・

いやぁ、注目のソフトバンクの上場。

終わってみれば1500円の公開価格に対して、安値引けの1200円台。

なんとも絶望的なIPOとなりました。

[東京 19日 ロイター] – ソフトバンク(9434.T)の東証1部上場は、多難な前途を予感させるスタートとなった。売出価格割れの初値は、通信料金の値下げ圧力や中国製装置の入れ替え費用など、目先の収益圧迫要因への投資家の不安の表れともいえる。先日は大規模障害も発生、通信網に対する信頼回復も急務だ。株主還元にこだわれば、長い目で見た利益を失いかねないリスクもある。(ロイター通信より)

・描けない成長。同業他社にくらべて割高。

なぜ、ソフトバンク株がこんなにも売られてしまったのか、

要因は複数あるようです。

一つ目はほかの通信大手株に比べて割高だと言うことです。

株価が割安か割高かというのを判断する指標の一つにPERという数値があります。

ソフトバンク株は1500円で計算したときのPERは17倍くらい。

ほかの2社に比べて割高になっています。

・ファーウェイ問題

そこに飛び込んできたのがファーウェイの問題です

ソフトバンクは基地局にファーウェイの製品を使っていますが、

今後、全てエリクソンなど他のメーカーに取り替えることになっています。

当然設備投資を新たにするわけですから、それ相応の費用がかかることになります。

これはまだ決算に盛り込まれていませんから、

今後悪材料として出てくる可能性があります。

・政府による携帯料金の値下げ圧力

また、携帯電話料金が高すぎると政府に言われていることも、

株価の重しになったでしょう。

携帯会社は儲けすぎとの批判が高まり、

携帯電話料金のさらなる値下げを強いられれば、利益が減ってしまいます。

株価にとってはマイナス要因です。

・配当の高さと機関投資家の買いに期待!

ただ、この値下がりで、元々高かった配当利回りがさらに上がっています。

5%を超えている銘柄というのは数が限られています。

さらにこの後、TOPIXに採用されますので、機関投資家からの買い注文も出るでしょう。

どんどん株価が下がるというのは考えに苦と思います。

もし初値で売れずに持ち越してしまった方も、

無理に損切りする必要はないと思います。

まぁ初値で売らなかった人は基本的に長期投資だと思いますので、

じっくりと保有して配当分をうまうましていただければと思います。

・主幹事の罪は重い

1500円という値段をつけたのはソフトバンクと証券会社の主幹事団です。

今回見事に市場の需給を外してしまいました。

個人投資家の中には今回株に初参加という方もいたでしょう。

そうした方の中には、2度と株はやらないと思ってしまう方もいると思います。

これはマーケット離れにつながります。

これだけ大規模な売り出しで、

公開価格割れというのはあってはなりません。

慎重に慎重に値段を判断しないと行けない場面でした。

今後の資本市場の発展にとっても大きな汚点となってしまったでしょう。

証券会社とソフトバンクの罪は相当大きいと思います。

追記

3か月がたちました。

まだ1500円を上回っていないです。一番儲けたのはこの方かも知れません。

早いものでもう年度末ですね。 きょう取り上げるのは この3か月のソフトバンクG(親会社)とソフトバンク(子会社)の株価の比較です...

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