最近ステイホームで読書が進んでいます。
きょうは、最近読んで面白かったビジネス書。
「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」をご紹介します。
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
・作者はペイパルの創業者
この本はPayPalの創業者で今はパランティアというデータ分析会社のCEO
ピーター・ティールという方が書いた本です。

このピーターティール、
日本ではあまりなじみのない方かもしれませんが、
アメリカではかなり有名な投資家です。
弁護士や証券トレーダーを経て
ペイパルというオンライン決済の会社をおこし、
イーベイという会社に15億ドルで売却して一財を成します。
その後は投資家に転身し、Facebookなどにも初期に投資しています。
シリコンバレーで絶大な影響力をもっているため、
ペイパルマフィアとも呼ばれています。
・起業の教科書
この本は、そんなピーターティールが
大学で起業を目指す学生のため向けに行った講義の内容をまとめたものです。
内容はまさに「起業の教科書」といえます。
起業とは
ゼロ→1にすることを目的に行われるべきで、
今はやっている1→nにするようなビジネスは起業ではない。
起業は世界に全くないサービスや商品を
生み出すための手段だということを説いています。
彼がオンライン決済というそれまでになかったサービスを
新しく世に生み出し、巨万の富を得た経験を考えると
とても説得力があります。
そのほかにも、起業家が持つべき精神論や考え方がまとまっていて、
読み物としてもとても面白いものとなっています。
・起業家や投資家を目指す人におすすめ
この本は、「起業の教科書です」
起業に少しでも興味がある人、また、
新規事業などの立案に興味のある会社員の方にもおすすめです。
また、彼は起業家でもあり、一流の投資家です。
投資先の企業を選ぶための一助にもなると思います。
投資に興味のある方にも是非読んでもらいたい1冊です。
面白いのですぐ読めると思いますよ。