バフェットはなぜ航空株や銀行株を損切りしたのか?

こんにちは、どうもきよしです。
先日、投資の神様との異名をとる
ウォーレンバフェットさんのとある行動が市場の関心をさらいました。

バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開いた。バフェット氏は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かした。数々の危機を乗り越えてきた「投資の神様」は米国の明るい将来を信じつつも、コロナ後の世界を見据えて動き始めている。

日経新聞より

バフェットは2月から安値で買いあさっていたであろう
アメリカの航空会社の株式を
4月にすべて売却しました。
これは底値で損切りしたかたちです。
これについてはバフェットも「自分のミス」と
投資判断の誤りを認めています。

また、昨日はこんなニュースも。

バフェット氏、米大手地銀株を一部売却 航空株に続き

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが保有銘柄の見直しに動いている。米大手地銀USバンコープ株を一部手放したことが13日、明らかになった。売却総額は1630万ドル(約17.4億円)。バフェット氏は米銀株を好み、多額の資金を振り向けている。米航空株を全て売却した後だけに、今後の動向に注目が集まりそうだ。

日経新聞より

航空株に続いて銀行株の売却にも動いているようです。

現金化の動きが止まりませんね…。

・なぜ「オマハの賢人」は航空株を損切りしたのか?

ウォーレンバフェットは、オマハの賢人とも呼ばれ
投資の神様として知られています。
彼の投資手法は長期投資。
将来有望だが、割安で売られている株を買い、
長期に保有して高いリターンを目指すものです。


実際に10年前のリーマンショックの時には
瀕死の状態だったアメリカの金融株を買いあさって
後に高いリターンをあげています。
いま、航空株は空前の安値。
バフェットであれば、買ってじっくり持っているという方が自然です。
しかし、それでもバフェットはたった2ヶ月で売却してしまいした

・コロナが収まっても人の移動は戻らない

さて、なぜバフェットは安値で売ったのか。
それについてバフェットは株主総会で
「コロナ後の世界は変わる」と指摘しています。
つまり、航空株は長期投資に適さないと判断したわけです。

確かに、コロナが収まった後の世界を想像してみると
それも一理あるなと思います。
ビジネスはいまかなりテレワークの方向に傾いています。


今後テレワークが標準化されれば、海外にわざわざ赴いて会議をしたり、
商談をしたりという機会は
コロナがあるにしろ、ないにしろ
減っていくかもしれません。
そうすれば当然旅客機の需要は減っていきます。


これまで、世界は国境のないグローバル化はいいことだと
世界大戦後急ピッチで無国境化を進めてきました。
しかし、今回のコロナで
人々の移動が自由であることが故のリスクが
露呈してしまったわけです。
今後はビジネスも自国回帰、人の異動も制限、
そんなの状態が続くかもしれません。
そんな中で、航空株を長期で持つことは極めて大きなリスクといえそうです。

長期投資とはあくまで将来有望な株を買うものです。
決して安いからとか、配当が出るからといって
バンバン買っていってはいけない。
バフェットはこのことを身をもって教えてくれたのではないか
そう思うわけです。

・アフターコロナで何が伸びるか?

では、長期投資としてはどの業種が向いているのか、
今投資家の関心を一身に集めているのはやはりIT関連ですね。


テレワークに必要なクラウド、データセンター。
そうしたハイテク関連が世界中で買われています。
ナスダックは近々コロナ前の水準を回復する勢いです。
こうしたハイテクがらみの会社に長期的に投資をしていくというのも
一考かと思います。
ちなみにバフェットも、アップルやアマゾンの大株主です。

・個別株投資はプロでも難しい

バフェットが今回計上した損失はざっと5兆円です。

投資の神様ですら、このありさま。

我々素人が投資で稼ぐというのがいかに難しいかということがわかります。

綿密な調査が必要な個別株投資を

素人が手を出すのはやはり無理があります。

素人はおとなしく、インデックス投資の積立。

それにつきます。

きょうはここまで!

ご覧いただきありがとうございました。

今回の記事が皆さんの投資ライフの一助になれば幸いです。

それでは!



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