ビジネス書レビュー「父が娘に語る経済の話」

大型連休突入ですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

どうも、きよしです。

今回の記事は

最近読んだビジネス書をご紹介する

ビジネス書レビューの企画です。

今日ご紹介する本は

ヤニス・バルファキス著の

「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」

です。

それでは深く掘り下げていきましょう!

・読みやすい経済の入門書

この本は、

2015年のギリシャの財政危機の際に

ギリシャの財務大臣を務めたヤニス・バルファキスさんが

大学生の娘宛に経済とは何なのか

わかりやすく解説した入門書です。

大学で学ぶようないわゆる経済学の入門書ではなく、

どちらかというと実践に近く、

専門知識が全くなくても読みやすい本になっているなと感じました。

・資本主義の歴史がよくわかる

この本の前半部分は

いわば資本主義の歴史の振り返りとなっています。

例えば・・・

・なぜ格差が生まれたのか?

・なぜアフリカから強国が生まれなかったのか?

・金融の役割とは何か?

などについて歴史的な経緯も踏まえて説明されています。

・ためになった一節

最後に私がとてもためになった一節をご紹介します。

それは

「高ければ高いほど売りたくなるわけではない」

というものです。

資本主義というとすべてはお金で買えることができるという

イメージが強いですが、

よく考えてみると、世の中のことがらは

それでは説明できないことが多くあるということです。

本で紹介されていたのは、

知り合いの船長に「海の中に入って錨を結んでくれないか」と

頼まれたエピソードです。

筆者は喜んでお手伝いするのですが、

もし仮に「5ユーロあげるから海に飛び込んでくれないか?」

と言われてら、手伝わなかったといっています。

確かに私も、お金を払うからと言われても

手伝う気はしませんが、

お願いしますといわれると、手伝うと思います。

しかし、これは資本主義からすると

ルールに反した行為です。

タダで手伝うよりも、お金をもらう方が合理的だからです。

これについては、

ただで手伝うことによる、役に立ったという経験。

これに価値があると人間が判断しているからだと説明されています。

これを筆者は経験価値と呼んでいます。

経済は貨幣の価値だけでなく、

こうした経験価値も

意思決定の中で、重要なファクターになっているということですね。

・まとめ:実践的な経済入門書としておすすめ

というわけでまとめです。

今回ご紹介した本は

実践的な経済の入門書であり、

専門知識がまるでなくても

するっと読むことができる良書でした。

せっかく投資をしているのだから、

経済学についても、ちょっと勉強してみたいという方の

最初の1冊としてとてもおすすめです。

きょうはここまで!

今回の記事が皆さんの読書ライフの一助になれば幸いです。

それではよい連休を!



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