みなさん、生きてますか…?
どうもきよしです。
いまさらコメントするまでもありませんが、
今週は最悪の1週間となってしまいました。
コロナウイルスへの懸念で世界中の株価が下落を続けています。
NYダウ7日続落、3指数の週間下落率は金融危機以来
ニューヨーク(CNN Business) 28日の米ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株平均が7日続落するなど売りが続いた。新型コロナウイルスへの警戒感が強まるなか、主要3指数の週間下落率は2008年の金融危機以来最大となった。
この日の株価はナスダック総合指数が一時的に反発したものの、それ以外は終日マイナス圏内で推移した。波乱の1週間を終え、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が株安食い止めと景気浮揚のため利下げに踏み切るとの期待が高まった。
ダウは357ポイント(1.4%)安で取引を終え、一時は1086ポイント近く下げる場面もあった。今週の下げ幅は3583ポイントで、27日には史上最大の落ち込みを記録している。週間下落率は12.4%で、08年10月以来最悪の週となった。
CNNより
この1週間の下落は
あのリーマンショック以来の大きさだということです。

確かに、
このところ米国株は上昇を続けていましたので、
近いうちに調整が入っても
おかしくないとは思っていました。
ただ、これほどとは
だれも思っていなかったでしょう。
市場はパニック状態です。
ちなみに、こうした誰も予想できなかった市場のパニックを
市場では「ブラックスワン」と呼びます。

ブラックスワンとは直訳すると黒い白鳥です。
昔、ヨーロッパ人が
「白鳥は白いもの」と考えていましたが、
オーストラリアで黒い白鳥=ブラックスワンが発見され
パニックになったという歴史からきているそうです。
みんながないと思い込んでいたものが
突然目の前に現れると
人々はパニックになってしまう。
まさに今の市場と同じ状況と言えそうです。
さて、
この一週間わたしのポートフォリオも
かなり傷んでいるはずです。
しかし、
包み隠さずお伝えしていきます。
それではよろしくお願いいたします。
・投信積み立て:+38万円
まず、メインの投信積み立てです。

含み益は+38万円。
前回から70万円程のマイナスとなっています。
かなりダメージを食らってしまいましたが、
かろうじてまだプラス圏です。
グローバル3倍3分法やeMAXISSlim 8資産バランスでは
債券にも投資されているため、
一部損失を和らげることができています。
こうした下落局面では
バランスファンドの重要さが再認識されますね。
・米国株ETF:+2万円
つづいて米国株ETFです。

こちらは+2万円。
かろうじてのプラス圏です。
前回からは10万円くらいのマイナスとなっています。
ITセクターへの投資が多いので、
今回の急落が直撃しています。
仕方ありません。
・ウェルスナビ:-5000円
最後にウェルスナビです。

こちらはしっかりマイナス圏に叩き落されました。(笑)
日欧株がひどいですね。
金が上がっていることが何よりの救いでしょうか。
ただ、ウェルスナビは初心者の方がやってる人多いと思うので、
結構解約出るでしょうねぇ。
まぁこちらは超長期の予定なので、
気長に積み立てていきます。
・トータルリターン:+40万円
というわけでトータルリターンは+40万円となりました。
先週から比べると-90万円です。
いやぁ、結構な大きさです。
ただ、
含み益はまだプラスです。
長期の積立投資の強さが発揮されています。
さすがに下がりすぎですので、
ここからは反発するはず!
特に損切りは考えていませんし、
むしろちびちび買い増しを検討していきたいと思います。
ここが底であることを願って
来月もコツコツ積み立てていきたいと思います。
・来週の投資戦略
最後に希望の光を一つだけ紹介します。
先日FRBのパウエル議長が
この株価急落を受けて、初めて利下げに言及しました。
利下げされれば、基本的に株価にとってはポジティブ、
反転攻勢のきっかけになるかもしれません。

米FRB議長「あらゆる手段で適切に対応」、新型肺炎リスクで
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は28日、声明を発表し、米経済は引き続き底堅いものの、新型コロナウイルスの感染拡大が経済へのリスクになっており、景気の下支えに向けFRBとして適切に対応すると表明した。ただ、米経済は引き続き全般的に良好に推移しているとの認識を示した。
ロイターより
次のFOMCは3月ですので、そこで利下げが行われるかもしれません。
すでに金利がかなり下がっていますので、
利下げがどの程度効果を出すかはまだわからないところもありますが、
株価にとっては確実にプラス材料となるでしょう。
ことしは暖冬ですので、
3月にはコロナウイルスも落ち着いているかもしれません。
先はわかりませんが、
こうしたプラス材料も出始めていることも頭に入れながら
取引するといいでしょう。
きょうはここまで!
今回の記事が皆さんの投資ライフの一助になれば幸いです。
それでは!