アメリカの中間選挙、株価にはマイナス?

アメリカの中間選挙が終わりました。

一時は共和党が猛烈に追い上げているとの情報も駆け巡った今回の中間選挙ですが、終わってみれば当初の予想されていた通り、上院はトランプ大統領率いる共和党に、下院は民主党が多数を奪い返す結果となりました。

つまりアメリカ議会はこれから2年間「ねじれ」の状態になります。

これは株式市場には若干マイナスかも知れません。

「ねじれ」ていないからこそできた大幅減税

これまでのトランプ大統領の政策は、倫理的にはどうであれ、アメリカ企業にとっては+に働きました。特にトランプ減税と呼ばれる景気刺激策が最近の株価の大きな押し上げ要因になっていました。今後、下院を民主党に握られたことから、このような大胆な経済政策をバンバン打っていくのは難しいかも知れません。

株式市場にとってはマイナスです。

日経平均株価はマイナスで反応

開票中に開いているマーケットと言うことで、きょうの日本株の値動きに注目が集まっていました。

日経平均は共和党が優勢とみられていた午前中は300円近く値上がりしていましたが、午後に大勢が判明し、下院は民主が取ってねじれになるとわかると、売られてしまいました。

為替もやや円高方向に向かっていて、トランプ政策に対する失望売りが広がったようです。

過度な心配はいらない?

一方、上院は共和党が議席を死守しています。基本的なトランプ大統領の姿勢は変わることはないでしょう。株価もだいぶこの選挙結果を織り込んでいたようですし、過度にリスクに敏感になる必要は無いと考えています。引き続き、アメリカを中心に企業の業績は好調です。ドル高・アメリカ株高の流れからの日本株高は今後も続くでしょう。

むしろ貿易摩擦は解消方向へ?

私が期待したいのはこれからのトランプ大統領の中国に対する姿勢の柔軟化です。

今回おきゅうを据えられたトランプ大統領が、過激な発言を抑えて、中国との関係修復に動き出してくれることを期待しています。

いま、日本株が元気がない最大の要因は米中貿易摩擦です。

中国経済の影響が大きい自動車や建設機械などの銘柄が売られています。

トランプ大統領が今回の選挙をきっかけに、過度に中国にけんかを売るのをやめて融和ムードとなれば、一段の株高が期待できると思います。

まずは今月行われるG20での米中首脳会談に注目です。

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