アメリカの代表的な株価指数S&P500に連動する
インデックスファンドで有名なものに、
SBI・バンガード・S&P500と

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の

2つがあげられます。
私はこの2つのファンド、
両方とも保有しておりまして、
最近は
新規の積立はSBIに一本化しました。
その理由は
信託報酬がSBIのほうがわずかに安かったからです。
しかし!
よくよく考えて見ると、
SBIバンガードよりもeMAXISの方が得かもしれない?
という事実がわかってきました。
きょうはその理由について
皆さんと共有したいと思います。
・信託報酬は SBI>eMAXIS
まず、投資信託の手数料にあたる
信託報酬の額をそれぞれ確認したいと思います。
信託報酬は
・eMAXIS Slim 米国株 ⇒0.0968%以内
・SBIバンガード ⇒0.0938%程度
わずかにSBIのほうが安いです。
このため、新規の投資はSBIにしようとしたわけです。
ただ、私自身忘れていたことがありました。
それが、SBI証券の投信マイレージです。
・投信マイレージって?
投信マイレージは
SBI証券で投資信託を保有しているともらえる
ポイントの仕組みです。

保有している投資信託が多いほど、
それに応じたTポイントがもらえます。

付加されるポイントは
投資信託によって異なります。
インデックスファンドの場合はだいたいB~Eのどれかになります。
・投信マイレージの付加率が違う!
もう、勘のいい方はお気づきかと思いますが、
SBIバンガードとeMAXISSlim米国株の
投信マイレージの付加率が違ったのです。
まず、SBIバンガードですが、
付加率はご覧の通り、0.02%です。

次にeMAXIS Slim米国株ですが、
マイレージの付加率は0.05%となっています。

・実質の手数料は・・・
つまり、信託報酬から投信マイレージを差し引いた
実質の手数料は
SBIバンガードが
0.0938-0.01=0.0838%
対して、
eMAXIS Slim米国株は
0.0968-0.05=0.0468%
となりました。
・eMAXIS Slimのほうが実質半額?
というわけで、
マイレージサービスを加味すると、
eMAXIS Slimのほうが
かなりお得ということがわかりました。
正直、SBI証券が
なんで自社の投資信託である
SBIバンガードのポイント比率を
下げているのかはよくわかりませんが、
今の状態が続くのであれば、
eMAXIS Slim米国株式のほうが
お得だということがわかりました。
私はまだSBIの積立を
始めたばかりですが、
このまま改善が見られなければ、
eMAXISの方に設定を戻そうかと思っています。
今回の記事は以上です。
この記事が皆さんのインデックス投資ライフ向上の
一助になれば幸いです。
それでは!